エイト:8の字の動きのチーム戦術

フットサルのチーム戦術の代名詞と言えるぐらい有名な動きです。

エイト

横パスを出した後、パスアンドゴーでリターンパスを狙いながら次のポジションへと移動する動きの連続になります。
動いた後をなぞっていくと8の字になることが名前の由来です。

この戦術はフォーメーションによって動き方や参加する人数が異なる、少し独特な戦術になります。

ダイア型のエイト

ピヴォ以外の3人でエイトをします。

フィクソからアラへとパスを出した後、フィクソはパスを出したアラのディフェンスをブロックに行きます。
アラはフィクソのブロックを利用してフィクソがいた位置にドリブルで移動します。

フィクソ位置に移動した後、逆サイドのアラにパスを出し、同じようにブロックからポジションチェンジという流れを繰り返します。

攻撃のバリエーションは

  • アラに出したパスをフィクソにリターンするワンツー
  • アラがポジションチェンジせずに縦や中にドリブル突破
  • ピヴォ当て

など。

ボックス型のエイト

ピヴォを含めて4人で8の字の動きをします。

後ろのポジションで横パスを出した後、パスアンドゴーで対角(ボールの前方)のポジションへと走ります。
その位置に元々いた人は逆サイドに流れます。
逆サイドの前方(パサーの前方)にいた人はパサーがいた位置に下がり、現在のボールホルダーのフォローとして横パスをもらえる位置へと移動します。

この後、また横パスから同じ動きを左右逆で行います。

実はこれだけだと、一人は動き回っているだけでパスには参加していません。
縦パスを入れた後、パサーが対角に抜けるときに逆サイド後方にいた人がパサーのいたサイドにフォローに向かい、逆サイドの前方にいた人は後方に下がることでローテーションが変わり、ボールが回ってくるようになります。

攻撃のバリエーションはダイア型より多く、

  • 横パスからのワンツー
  • 横パスからのパラレラ
  • 横パスからエイトと見せかけてのジャグナウ
  • サイドチェンジ直後にケブラしてピヴォ当て
  • フォローへと下がる動きからケブラして裏へ浮き球パス

など

似たようなチーム戦術

参考クワトロ・ゼロでのパス回し
4人がフラット気味になるフォーメーションを生かしたパス回しの戦術です。

参考ヘドンド:旋回の動きでのパス回し
パスを回しながら4人が旋回していくパス回しの戦術です。

まとめ

ミゲル・ロドリゴ(フットサル日本代表監督) (著)