ボールを奪うためのディフェンスとは?ディフェンスは我慢が大事!
サッカー、フットサルでボールを敵からボールを奪う方法と言えば、何をイメージしますか?
一番に思いつくのは、ボールを持っている敵と1対1でガチンコ勝負して奪い取るイメージでしょうか?
ドリブルを仕掛けてきた相手からスライディングでボールを奪うようなシーンもイメージできますね。
ただ、フットサルではそんな熱いボールの奪い合い以外にももっとたくさんボールを奪うチャンスがあります。
どんなシーンでボールを奪えるのかを理解することで、ボールを奪うポイントを決めて戦略的に奪い取っていくようなことができるようになります!
マイボールになるパターンとは?
細かくあげたら色々出てくるのですが、ぱっと思いつくものをリストに挙げてみました。
- 相手の足元のボールを奪った時
- パスをカットした時
- 相手のファール
- ルーズボールを拾った時
- ゴレイロがキャッチした時
- 相手がボールをコート外に出した時
- 相手の4秒ルール違反
- 相手のバックパス
これをみてもらったら分かると思いますが、意外とボールを奪い取るというより、相手のミスなどでマイボールになるチャンスが多いことに気づきます。
この中でも、最初の3個はまさしく「ディフェンス」をしている!という感じで、仮に「派手なディフェンス」と呼びます。
それに比べると、後の方は相手がミスをした時の事なので、ディフェンスでは我慢して我慢して相手がミスをするようにプレッシャーをかけていく「地味なディフェンス」と言えるでしょう。
ボールを奪いとる派手なディフェンスについては、サッカー経験者のような1対1に強いプレイヤーが有利ですが、地味なディフェンスについては、ただひたすらシンドイプレーを我慢して続ける事である程度出来るようになります!
派手なディフェンス
相手のゴール前でのパスカットは、そのままシュートチャンスになり、得点に繋がります。相手のパスコースを限定しておき、苦し紛れのパスが出たところをかっさらってシュート!という流れなので、相手のゴレイロも準備しきれていない状態でシュートを打てることも多く、得点チャンスの多いプレーになります。
ガツガツと相手にプレッシャーをかける人とパスカットを狙う人がいて初めて成り立つディフェンスですが、残りのメンバーがしっかりとパスコースを潰していることも重要になります。
また、上位のチームになればなるほど、ミスでのボールロストが減ってくるので、1対1でボールを奪い取ることができるかどうかが、勝敗に大きく影響してきます。
地味なディフェンス
相手がミスをすることをひたすら待つディフェンスです。と言うと、イメージが悪いかもしれませんが、ディフェンスで重要なのはこの地味なディフェンスです。相手のパスコースを切ってドリブラーのコースを限定して、パスの出所をなくしたり、追い込んでいって、ラインを割らせる。
この地道なディフェンスがあって初めて1対1が成り立つんです。
1対1をしている時に残り3人がボーッとしていたらどうなるか、簡単に想像できますよね?
フットサルで勝てないチーム、この地味なディフェンスが出来ていないことが多いです。
ボールの側にいる1人か2人だけがディフェンスをしていて、残りのメンバーはボーッと立っている。場合によっては、一人敵陣でパスを待っているピヴォも見かけます。
サッカーと違って人数が少ないため、一人がディフェンスに戻っていないだけでピンチになるので、全員が戻って地道にディフェンスをすることがどれだけ大事かは言うまでもありません。
ディフェンスは嫌いだ!
ほとんどの人がそうでしょう。「ディフェンスしたいからフットサルしてるんです」ではなく、「点を取りたいからフットサルをしている!」はず。
点を取るにはボールを取らないと始まりません。
ボールを取るためにはディフェンスをしないとボールを取れません。
ディフェンスが嫌いだからこそ、我慢してディフェンスをする。結果的にディフェンスをしている時間が短くなって楽しい攻撃の時間が増えていきます!
サッカー経験者・未経験者問わず、フットサル初心者は、フットサルを楽しむためにはディフェンスが重要だと言うことを覚えておいてください。
まとめ
フットサルを楽しむために、ディフェンスをすることを覚えましょう!
ディフェンスの戦術的なことではなく、メンタル面の記事になりましたが、まずはディフェンスをする!ということからスタートです。
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