フットサルのルール

2017年4月23日基礎知識

Futsal Life

フットサルはボールを足で扱うスポーツということからサッカーとルールが似ている部分が多くあります。気軽にプレーするために知っておきたいフットサルとサッカーの違いから、大会等で知っておかないと不利になるフットサルのルールまで記載しています。

フットサルのルール

フットサルはボールを足で扱うスポーツということからサッカーとルールが似ている部分が多くあります。

主なフットサルとサッカーの違い

フットサル サッカー
競技人数 5人 11人
交代 自由
※回数制限なし
3人まで
※1度交代で出た選手は戻れない
タッチラインからの再開 キックイン スローイン
エンドラインからの再開 ゴールクリアランス
(キーパーによるスローでキックはNG)
ゴールキック
バックパス 回数制限あり(1回)
※敵陣内では回数制限なし
無制限
オフサイド なし あり
4秒ルール キックイン等のセットプレーは
プレー可能な状態から4秒の制限あり
なし
セットプレー時のディフェンスの距離 5m以上 スローイン2m以上、フリーキック9.15m以上
スライディング ボールに対してのみ可能
※旧ルールの場合、相手の足元のボールにはNG
※大会等ではローカルルールで全面禁止の場合あり
ボールに対してのみ可能
チームファール チームで6個目から第2PK
※前半、後半それぞれ別で累積
なし
退場 イエローカード2枚またはレッドカード1枚で退場
退場から2分経過後または失点時に審判の合図で1名補充可能
イエローカード2枚またはレッドカード1枚で退場
補充不可能

フットサル特有のルール

交代

何度でも自由に交代可能です。ただし、交代ゾーンからプレー中の選手が出た後に交代選手がコート内に入ることができます。先に交代の選手がコートに入った場合、イエローカードによる警告になります。大会等ではゴレイロはコート外のゴレイロ用のウェアを着た選手とのみ交代可能です。フィールドプレーヤーとゴレイロが直接交代することはできません。

キックオフ

必ずハーフラインより前に蹴らなければなりません。ボールが他の人に触れるまではボールを蹴った人はボールを蹴ることができません(=ドリブルできない)。キックオフシュートを打つことは問題ありませんが、誰にも触れずにゴールに入った場合は得点にならず、相手のゴールクリアランスから再開となります。

キックイン

ライン上またはラインの外側25cm以内(ボール1個分+5cm)に静止させた状態からキックイン。ボールが動いている状態でのキックインや軸足が完全にコート内に入っている場合、キックイン可能な状態になってから4秒以上たった場合は相手ボールからのキックインとなります。ボールを地面に置いてからではなく、手に持っている状態でも4秒のカウントは始まることがあるので注意してください。

ディフェンス側はボールから5m以上離れる必要があります。ディフェンスが5m以内にいる場合、審判を通じて5m以上離れるよう警告してもらうことができ、その間は4秒ルールのカウントは進みません。

チームファール

前半、後半それぞれでファールの累積が6個目から相手側にフリーキックの代わりに第2PKが与えられます。

退場

イエローカード2枚またはレッドカード1枚で退場はサッカーと同じですが、退場後2分経過または失点時に審判の許可を得て退場になった選手以外で1名の補充が可能です。

タイムアウト

前半、後半それぞれで両チーム1回ずつ1分間のタイムアウトを取る事ができます。1試合中に両チーム合計で最大4回のタイムアウトがあります。タイムアウトの要求はどのタイミングでもできますが、アウトオブプレーでタイムアウトを要求したチーム側のボールで再開するタイミングでのみタイムアウトが認められます。

フットサル競技規則

JFAのフットサル競技規則を参照してください。